元々はアメリカから始まった制度である確定拠出年金。日本でも2001年から日本版401kとして開始されました。さて、ではそもそもこの確定拠出年金が何故日本で始まるということになったのでしょうか?ここでは日本版確定拠出年金開始の背景について簡単に考えていきたいと思います。

まず第一として、日本の人口状況に問題が発生していることが挙げられます。多くの先進国においては、少子高齢化というものが発生しており、各国対応を急いでいます。WHOからもそれぞれの国に対して、対応の注意や警告というものが発されています。しかし、実は日本にはこれが発されていません。

何故か?それは、日本の少子高齢化は最早今から対策してどうにかなるレベルを超えているためです。2014年現在ではまだ人口は増加傾向にありますが、このままの人口推移をたどっていくと2020年には人口減少が始まり、2050年には半数近くにまで人口が減るという試算が存在しています。

そうなると、公的年金というのは支えられる層が拡大し、支える層が縮小していくことになります。かつてはコレが逆であったために正しく成立していましたが、今後はこの構造が崩れ、公的年金の地盤が危うくなることが懸念されているというのが、確定拠出年金導入の背景の一つです。